横田和博税理士事務所 > 記事一覧 > スタートアップ企業の資金調達方法とは
資金調達は創業期などスタートアップ企業ほど必要になります。
しかしながら、創業期の企業は銀行融資の審査を通過することが難しいなどの問題も存在します。
つまり、スタートアップ企業向けの資金調達方法を適切に活用することが必要となるのです。
そこで、本稿ではスタートアップ企業向けの資金調達方法を解説いたします。
スタートアップ企業は事業を開始して間もないという点が特徴であり、この点を生かした融資を活用していくことが重要です。
1つ目のスタートアップ企業におすすめの資金調達方法は「ベンチャーキャピタルからの出資を受ける」ことです。
ベンチャーキャピタルとは、未上場のスタートアップ企業などに出資やコンサルティングを行い、株式を取得します。
そして、上場後に株式を売却することによる差益を目的とした集団です。
スタートアップ企業にとってベンチャーキャピタルを利用することのメリットは出資を受けやすい点にあります。
スタートアップ企業においては、他の資金調達方法は審査の厳しさなどから利用が難しいことが多いです。
そのため、ベンチャーキャピタルを利用することは資金調達の容易さなどのメリットもあります。
2つ目は日本政策金融公庫のスタートアップ企業向け融資を利用することです。
新事業育成資金とスタートアップ支援資金など4種類が存在し、いずれも一般的な金融機関よりも低い金利で融資を受けられる点が特徴です。
ただし、低い金利である反面、審査基準が厳格であることには注意が必要です。
日本政策金融公庫の融資を利用するメリットは何と言っても圧倒的に低い金利にあります。
スタートアップ企業が利用できる融資の場合は担保を十分に確保できないことや経営リスクの高さから金利は高く設定される傾向にあります。
そういった中で日本政策金融公庫は政府系金融機関という側面もあり、一般の金融機関よりも圧倒的に低い5%以下の金利で融資を行ってもらえる点がメリットです。
横田和博税理士事務所では、資金調達に詳しい税理士が在籍しております。
自社の場合はスタートアップ企業向けの融資制度を利用できるか、融資や出資などの資金調達に必要な財務諸表などの書類作成を手伝ってほしいなど資金調達について気になることや疑問点がある方はお気軽に一度ご相談ください。